うるさい

ぬすっと物語39 眠る

 おいらは卵に帰った。  卵がある広間には大勢の人がいたけれど、おいらはころころ転がり、ささっと扉を開けて卵に帰った。  むっふー!  おいらはおなかの袋の中からちゃぶ台を取り出した。  ちゃぶ台の前に座る。  そしてお

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閉鎖

163 真の魔王

 我はゴーレムなり。  勇者達と悪魔の兵士達を鍛えている働き者のゴーレムなり。  我は来る日も来る日も働いた。  7日に2日は訓練のない日を作った。  その2日は赤い髪に金色の瞳の女が戦いを挑んできたので、たたきのめした

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勝利・友情・努力

162 ゴーレム再生工場

<我はゴーレムなり>  我はないわーポーチからノートを取り出して、勇者と聖女と賢者(女)と賢者(男)に見せた。  勇者達は牢屋の真ん中で正座をしつつ我のノートを見て呟いた。 「ゴーレム……」 「銀色のゴーレム……」  勇

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お金を払う

ぬすっと物語37 帰る

 おいらはいったんナイフとフォークを置いて、ぐいっと涙をぬぐう。  そしてもう一度フォークとナイフを手に持った。  リンゴのパイを切る。  おいらは切ったリンゴのパイをぱくぱくぱくと食べる。  もぐもぐもぐと口の中でリン

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なみだ

ぬすっと物語36 涙

 太い女の人がおいらのリンゴを持って厨房に戻っていった。  おいらのリンゴが料理してもらえる!  おいらはそわそわとしつつテーブルの上で待つ。  あっ、そうだ。  お金を用意しておかないと。  おいらは建物の中で回収した

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穴が空いた牢屋

161 牢屋の中で

 我はゴーレムなり。  執事とメイドに案内されて、勇者と聖女と賢者2人がいるという牢屋に案内された。  牢屋?  ここが牢屋?  鉄格子があるのが牢屋だと思うのだが。  普通の部屋の扉の前に来た。  扉の模様がちょっとち

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