山を切る

153 飼い主の責任

 我はゴーレムなり。  大勢のオーク達が何とか壁の中に入ることが出来たのを見ているゴーレムなり。  うーむ。  我は思う。  これって狭いよね。  狭い。  間違いなく狭い。  東京の人口並みに過密だと思う。  我は腕を

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怖くない怖くない

152 来襲

 我はゴーレムなり。  真面目にコツコツと働いているゴーレムなり。  壁作りももう終盤が近づいてきたのではなかろうか。  我も石を切ったり、判子を押したりとがんばったからな。  努力の形が目に見えるのは素晴らしい。  う

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判子を押すゴーレム

151 働く

 我はゴーレムなり。  ゴーレムの一団と一緒に門の中へ入った。  ふぃーっと一息つく暇もなく、どうやらゴーレムたちはすぐさま働き出すらしい。  まぁ、我も疲れてないし、食事も必要ないし、休む必要はないと言えばないからね。

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ジェスチャー

150 不良品

 我はゴーレムたちの後ろをこっそりついていく際に思った。  あれ? ここは魔界だ。  モンスターが当たり前。  我はメタルゴーレム。  いわゆるモンスターでもある。  我がこっそりする必要はないのでは、と。  ……。  

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着地

ぬすっと物語27 収穫

 卵の中で目覚める。  くわぁあああと大きく口をあけてあくびをする。  両手を上げて背伸びをしたら、ゴーレムアイで卵の外に人がいないことを確認した。  おいらは卵の外に出ると中庭へと向かって駆け出す。  リンゴの木。  

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なんだこれ

ぬすっと物語26 種

 夜になり、おいらは自分の卵に帰った。  おいらは考えた。  あのこんがりする罠をどうすればさけられるのだろう。  あんな罠があったら、おいらはあそこに置かれたお金を回収できない。  うーん。困った。  おいらはおなかの

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深呼吸

149 位置情報

 ひゅー、ドスン!!  うー、いたたた。  ゴーレムだから痛くないけど。  気分的に言っちゃうよ。  我はあたりをきょろきょろと見る。  見渡す限り、草草草木草草だ。  大草原と言っても過言ではないのではなかろうか。  

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