おびえるゴーレム

135 情報収集

聖なる獣とやらもパンダではなかった。 パンダはどこにいるのだろうか。 このまま闇雲にパンダを探すのではなく、せっかく人が多い街へと来たのだ。一度立ち止まり、パンダに関する情報を集めるべきではなかろうか。うむ、そうしよう。

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MPを与えるゴーレム

134 聖なる獣の卵

我はゴーレムなり。 聖なる獣の卵が祀られているという神殿がある街の中にようやく入ることが出来た。 多分、この大通りを歩いて行けば、神殿に着くのだろう。 我は通りの両側にある店の売り物を眺めながら、神殿に向かう。屋台で食べ

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竹の杖がない

133 忘れた竹の杖

我はゴーレムなり。 秋姫の案内された門を通ると、森から抜けた草原に佇んでいた。 おお、よかった。我はこれでパンダを探す旅を継続できる。 おし、竹の杖を倒し……。あれ、竹の杖がない。 あれ? 我はぐるりと一回転してみるも竹

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あきたらしいよ

132 伝える想い

<飽きたらしいよ。同じ曲ばっかりで> 秋姫が我のノートを凝視している。我はノートの後ろから秋姫を見て、それから琴の上に乗っかっている精霊を見る。 秋姫がゆっくりと口を開いた。 「あの、これは、本当に精霊様がおっしゃったの

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秋風の琴

131 壊れていない琴

 我の提案を受けて、秋姫は秋風の琴が置かれている部屋へと我を案内してくれる。  我は音を奏でなくなったという秋風の琴を見せてもらうことになった。 「どうぞ、ご覧ください。こちらが秋風の琴になります」  ううー、ん?  こ

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土足を悩むゴーレム

130 屋敷の中では

開かないはずの門を開けることができたので、入ってみたのはいいものの、どうしよう。 しばらく待っていても案内をしてくれる者が現れる様子はない。ちょっと日差しもきついので屋敷内にお邪魔しようかな。 我は正面にある玄関らしき引

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メガネの女性

129 大きな門の屋敷

 すこし尖ったメガネの女性が、我のノートをじろりと見る。  言葉だけでなく態度でも、あなたを歓迎していませんよと物語っているな。  しかし、ここは鈍感力を発揮し、訊くことは訊かないといけない。  我はノートをとんとんと叩

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