076 気づかれぬ襲撃

◆ ◇ side:四死商 ◇ ◆ 4人の男が豪華な丸いテーブルの周りに座っている。男達の背後には、それぞれ2人の護衛らしき者たちが立って、互いに警戒し合っている。 「おい、お前さんらはこのまま黙っているつもりなのか!!?

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075 信じるべきは

我はゴーレムなり。 村人たちがオーガを恐れてあまり家から出ようとしない。 ああ、オーガたちがいなくなったのを知らないからだな。我が村長に、オーガは我の説得に応じて立ち去ったからとジェスチャーで伝えようとしても伝わらない。

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074 伝わる思い

我はゴーレムなり。 村の警備を任されたからには、完璧に役目を果たさねばならぬ。それが冒険者のプロとしての心構えというものだ。 では、どうする? 村の周りに柵を作るか? 否だ。 村の周りに堀を掘るか? それも否だ。 昔から

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073 依頼をこなす

我はゴーレムなり。 ただいま我は絶賛駆け足中である。2頭の馬がひいている馬車がかっぽ、かっぽと我の前をゆっくりと進んでいる。ふっふっふ、速度の違いを見せつけやるのだ! 我は道を少しはみ出して颯爽と抜き去って行く。 我は今

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072 準備

我はゴーレムなり。 そろそろハクに実戦の経験を積ませても良い頃だと思う。 老人に近場で魔物を狩りに行くからと伝えてみたところ、アスーアも連れて行ってくれないかと言われた。どうもアスーアが、我らのお目付役らしい。もうそんな

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071 テスト

我はゴーレムなり。 ただいま文字を猛勉強中のゴーレムなり。正直、スキル【通訳】があるので、あまり真剣になれていない自分がいる。適当なジェスチャーでなんとかなってるので、本気になれないんだよね。 喉元過ぎれば熱さを忘れるっ

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070 訓練

我は滞在する間、家の掃除を手伝うことにした。 家の掃除は老人がすべてやっているらしい。 アスーア曰く、老人の趣味だそうだ。なかなかお掃除レベルが高いようだな、この老人は。この屋敷の中を見てみれば我にはわかるよ。我もいろい

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069 怖気

我はゴーレムなり。 老人のおかげで港町での目的のうち、すでに2つが終わってしまった。眼帯と手袋を取りに行く必要はあるけど、かなりスムーズに物事が進んでいる。 こんなに物事がスムーズに進んだことがあっただろうか。逆に少し不

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