025 街道を進む

ルーフ達と別れた我は街を目指して街道を進む。 現代日本のようなアスファルトで舗装されているわけでもないので、少しほこりっぽい。馬車が何度も同じ所を通るのか、轍のような跡が結構ある。 時折、馬車が通り過ぎる。我はそっと道の

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024 そして、別れ

イチロウとジロウの2匹は獣人の奴隷の側に寄り添うようにして寝ている。 我はそんな1人と2匹を見ながら、今日の昼間の事を振り返る。 昼間、芸を教える前に、この2匹とはスキンシップをした。最初はツンツンしていたけど、我の隠し

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023 新たな出会い

我はゴーレムなり。 休むことなくテクテクと森の中を歩いて行く。たまに我にじゃれついてくる魔物がいるが、我はやさしく追い払う。進めば進むほど魔物たちはどんどん弱くなっていくので力加減が難しい。もしかして、この森に入ってから

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022 上陸

どんどんと浅くなる海。これは陸地が近いに違いない。 海底が近づいてくる。浅くなり自然と足がつく。もう泳ぐのは無理だな。 我はついに砂浜へと到着した。我は来たぞ! 陸地だ! 我はたった今、人が多く住むザイカルタに上陸したの

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021 海賊船と商船

船とすれ違ったことにより、我の目指す陸地、いや、大陸といった方がいいな。大陸に近づけていることが実感できた。 ちなみに我の目指している大陸は、主に人族が住んでいるザイカルタ。当然、人族以外の種族も住んでいるけど、ザイカル

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019 マブダチ

人魚の国の復興は進む。荒れた街並みも大分きれいになってきた。 このところ、ピンキーと行動することが多い。そのおかげでピンキーとジェスチャーでの意思疎通がスムーズに行くようになった。 正直、もうそろそろ水の中から出ていきた

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018 悩み

我はゴーレムなり。 我には最近悩みがある。どうもこの体に転生してから、人間だった頃の感覚と多くの点で違いが出てきた気がするのだ。その一番違うと思う点は魚人達をあっさり殺してしまったこと。軽ーい感じでやっちゃった。 人間だ

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