038 学園生活

我はゴーレムなり。 とうとうこの日がやってきた。晴れの入学式だ。ほぼすべての在校生と教師たちが講堂の中にすでに集まっている。音楽が鳴り響く中、新入生はみんな正装をして堂々と中へと入っていく。我もその最後尾に続く。 大抵の

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SS002 素敵な夜

私はメマリーア。 ヴィディー王国の王都にある教会でシスターをやってます。 22歳の乙女です。 10年ほど前から王国はちょっと雰囲気が変わりました。とても雰囲気が悪いです。隣国との戦争を繰り広げてばかりいます。この間も戦争

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SS001 安息の場所へ

ワシは執事のグラスという。 すでに何十年も前に死んでしまっている。今、この屋敷にはワシ以外には誰もいない。 ご主人様である白の魔女様が封印されてしまってから、ワシ以外の者は動けなくなり、その姿を隠してしまったのだ。ワシは

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036 後悔

我は支配の王錫による精神攻撃を受けたようだ。 なんてこった。我は今まで精神攻撃を受けたことはない! どうなる!? どうなってしまうんだ、我が心は!? 我が魂は!? ぐぬぬぬぬ! ぐわわわわあ! ぐぐっ! まだか!? まだ

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035 復元

我はゴーレムなり。ちょっと昨夜はやり過ぎてしまったかもしれないと、反省中のゴーレムである。 冷静に考えると、人間達からしたら昨夜のラインライトは脅威に感じてしまうのではなかろうか。 まぁ、過ぎたことはどうしようもない。こ

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034 王都探索

我はゴーレムなり。歩き続けること6日、我は王都へと到着した。 この国はヴィディー王国というらしい。ファンタジーだから、王国と無意識に思っていたけど、帝国や共和国もこの世界にはあるようだ。この国が王都でホントによかった。も

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033 王都を目指す

我はゴーレムなり。 邪龍を屠った穴でロッククライミングを一通り楽しんだ。ロッククライミングはかなり肉体を酷使する。人間の身体だったら筋肉痛で苦しんだことだろう。しかし、我はゴーレム、筋肉痛とは無縁だった。 ふと、気付いた

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