014 言葉では伝わらない

我はゴーレムなり。 この世界、なんという世界なのかは知らないけれど、この世界でゴーレムとして目覚めてからいろいろな事があった。こうやって今までのことを振り返るのは、まるで終了フラグのようだがそんなことは断じてない。 断じ

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013 新たな称号

我とピンキーは王宮を目指して歩く。周りを見回しても人魚の国の住人達の姿はない。 何か視線は感じるから、家の中にいるのであろう。魚人達を恐れているのだろうか。人のいない町並みというのは何とも寂しいものだ。 「ここから先が大

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012 人魚の国の中へ

ピンキーの視線が痛い。 えっ、なにしてるんですか、人形様っていう感じの視線が痛い。 我にとってもシーサーペントにクリティカルヒットを与えたのは想定外の事態なのだ! {ログ:【悟りしモノ】の効果により、動揺状態が解消しまし

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009 小さな人魚

もじゃもじゃを払いのけると我の前には小さな人魚がいた。 ん? 人魚!? 我に目はないけれど、両手で顔をきゅっきゅっとこすり、もう一度前を見る。 やっぱり、小さな人魚がいる。  おう、人魚だよ! ファンタスティック! 異世

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008 もじゃもじゃ

シーサーペントを退けてからは平穏な日々が過ぎていく。 最初から、我はもくもくと陸地を目指して歩いているだけなんだけどね。 それにしてもゴーレムの体は便利だ。 食べ物も必要ないし、呼吸もしなくていい。 ゴーレムじゃなかった

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