この地を離れなさい

142 閃くゴーレム

 我はゴーレムなり。  木の上から落ちてしまった哀れなゴーレムなり。  我がむくりと起き上がると、すぐ側から声が聞こえてきた。 『大丈夫?』  我は、ビクゥッとして、振り向く。  木の枝の上にいた女の人だ。  我は肯定を

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枝の先を目指すゴーレム

141 大きな樹に登る

 我はゴーレムなり。  中年の男と二人の子供にばれないように、こっそりと後を付けた。  気分は名探偵ゴーレム。  やはり、我が思った通り、彼らは暗雲の方へと向かっていく。  あの黒い雲は何なのだろうか。  我がゴーレムア

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ゴーレムと暗雲

140 暗雲と輝く身体

 我はゴーレムなり。  パンダを探してティーロードを歩んで行くゴーレムなり。  我がなぜ、パンダを探しているのか?  それはパンダがかわいいからだよ。  白と黒。あの絶妙な色加減を見たいと思わない者はいないだろう。  …

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後を付けるゴーレム

138 薬師の老婆と弟子

我は大岩がふさいでいた道をさらに先に進む。 パンダを見つけるために我は休まずに進んで行く。 やはり、大岩が道をふさいでいたために、道が混んでいる。 しかし、なぜあんなところに大岩があったのだろうか? 大雨でも降ったのか、

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おびえるゴーレム

135 情報収集

聖なる獣とやらもパンダではなかった。 パンダはどこにいるのだろうか。 このまま闇雲にパンダを探すのではなく、せっかく人が多い街へと来たのだ。一度立ち止まり、パンダに関する情報を集めるべきではなかろうか。うむ、そうしよう。

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