山を切る

153 飼い主の責任

 我はゴーレムなり。  大勢のオーク達が何とか壁の中に入ることが出来たのを見ているゴーレムなり。  うーむ。  我は思う。  これって狭いよね。  狭い。  間違いなく狭い。  東京の人口並みに過密だと思う。  我は腕を

Continue reading
怖くない怖くない

152 来襲

 我はゴーレムなり。  真面目にコツコツと働いているゴーレムなり。  壁作りももう終盤が近づいてきたのではなかろうか。  我も石を切ったり、判子を押したりとがんばったからな。  努力の形が目に見えるのは素晴らしい。  う

Continue reading
判子を押すゴーレム

151 働く

 我はゴーレムなり。  ゴーレムの一団と一緒に門の中へ入った。  ふぃーっと一息つく暇もなく、どうやらゴーレムたちはすぐさま働き出すらしい。  まぁ、我も疲れてないし、食事も必要ないし、休む必要はないと言えばないからね。

Continue reading
ジェスチャー

150 不良品

 我はゴーレムたちの後ろをこっそりついていく際に思った。  あれ? ここは魔界だ。  モンスターが当たり前。  我はメタルゴーレム。  いわゆるモンスターでもある。  我がこっそりする必要はないのでは、と。  ……。  

Continue reading
深呼吸

149 位置情報

 ひゅー、ドスン!!  うー、いたたた。  ゴーレムだから痛くないけど。  気分的に言っちゃうよ。  我はあたりをきょろきょろと見る。  見渡す限り、草草草木草草だ。  大草原と言っても過言ではないのではなかろうか。  

Continue reading
さらばパンダ

148 パンダよ、永遠に

「あった」  守護者と呼ばれるパンダは魔界への扉をくぐり、奥へと進んだ先にそれを見つけた。  パンダが立つそこはすでに魔界だ。  普通の者であれば、周囲の瘴気により立つことすらままならないだろう。  魔に属す者たちが生き

Continue reading
パンダー!

147 パンダ

 我はゴーレムなり。  精霊達との協力によってデカイ魔物を倒すことができた。  この後は目前に迫ったあの城に攻め込むだけだ。  すでに守護者としてパンダは城の中なのだろう。  このあたりには姿が見えない。  我が城の中に

Continue reading
ラインライト・改

146 ラインライト・改

 我はゴーレムなり。  パンダを救うために心を一つにした我と騎士や兵士、冒険者たち。  パンダを救うために我らは一団となって進む。  ただ彼らに戦いを任せるのは心許ない。  パンダを見る前に生命を落とすようなことをがあっ

Continue reading